コーヒーの器具を数多く作られているHARIO㈱さんから、『ミルク出しコーヒーポット』という商品が出ているように、牛乳に直接コーヒー豆を入れて抽出するという手法があるようです。
聞いた時には「牛乳に直接コーヒー豆を??」という感じでしたが、考えてみればチャイやロイヤルミルクティーも牛乳に茶葉を入れるので、そんな発想にもなるのかなと思いました。
気になったのですぐに実験、ということで、水出しパックを使って試してみました。
結果としては、思ったよりも濃厚で美味しくて、おすすめできる使い方でした。
〇実験
用意したパックは3つで、紅葉コーヒーが推奨している「蒸らし」の有無でもわけてみました。
①いつもの深煎り水出しパック:蒸らしあり
②いつもの深煎り水出しパック:蒸らしなし
③中煎り水出しパック:蒸らしなし
左から③②①です
ポットに水出しパック(40g)を入れて、
右の①だけ、温めたミルク100ccを入れて蒸らします。
なかなか違和感のある絵面です。
①が蒸らせたら、冷たいミルクを①~③にどれも計500ccになるように注ぎます。
準備ができたら冷蔵庫へ。12時間おきます。
できあがりの色ですが、そんなにコーヒー色してない印象です。
〇試飲
それぞれの感想は以下のとおりです。
①深煎り水出しパック:蒸らしあり
⇒ちょっと濃すぎるぐらい濃厚、まろやか。
②深煎り水出しパック:蒸らしなし
⇒蒸らしてなくてもなかなか濃厚、まろやか。とりあえずおすすめの方法!!
③中煎り水出しパック:蒸らしなし
⇒酸味とミルクが合わさって、一番甘く感じる。
個人的には一番美味しかったかもしれないので、今後検証を継続。
〇結論
飲んでみると、どれも美味しくて良かったことと、思ったよりもずっと濃厚に仕上がっていて驚きました。
ミルクの成分が最初からある分、コーヒー成分は薄くなると思ったのですが、やってみないとわからないものです。
似た印象としては、エスプレッソをミルクに注いで作るアイスラテが近いと思いました。
この後ミルクの量を調節して、『水出しパックの使い方②応用のミルク出し』として説明ページを作りました。夏には特におすすめなミルク出しコーヒー、是非お試しください!!